1991年に第一作が世に出て基本的なシステムは変わらずに未だに多くの人が遊び、対戦している落ちのもパズルゲームのぷよぷよ。

現在はeスポーツのトーナメントも行われるほど人気を博しています。

また、なぜ4つそろうとぷよが消えるのかという謎についても解説していきます。

ぷよぷよとは

『ぷよぷよ』(Puyo Puyo)は、株式会社コンパイルが発売した落ち物パズルゲームのシリーズ。

また、このシリーズにブロックとして登場するスライムタイプのモンスターの名前でもある。

どちらも縮めて「ぷよ」と呼ばれる。

1998年3月にコンパイルが経営破綻により和議申請を行った際、『ぷよぷよ』シリーズの知的財産権がセガ(後のセガホールディングス)[注 1]に売却され、2002年9月以降はコンパイルからの販売が終了し、その後はすべてセガグループ各社(セガゲームス、セガ・インタラクティブ)が販売を行っている

ぷよぷよの歴史

『テトリス』の登場により空前の落ち物パズルゲームブームとなり、1980年代末から1990年代初頭に掛けて各社から二匹目のドジョウを狙った多くの亜流作品のパズルゲームが登場した。

『ぷよぷよ』もまた、そのような時代に生まれたパズルゲームの一つである。

ディレクター&サウンド担当の塚本雅信及びデザイナーの森田健吾は当時『DiscStation』に掲載されたユーザー投稿ゲームに着想を得て、ドミノの牌が降ってきて、同じ数字や連番になるように積む『どーみのす』というゲームを開発していたが、遊べる段階まで実際に作ってみたところ全く面白くなかったため、作り直すことになった。

その際コンピュータRPG『魔導物語』のスタッフ(初代開発者である田中貢がプロジェクトの合間に遊びで作っていたものを元に、米光一成を中心としたチーム)が関わり、落下するブロックを『魔導物語』に登場するぷよぷよに置き換え、それに伴いルールも一新した別のゲームに作り変える形で開発した。

ぷよぷよのの大ヒットまでのコンパイルは『魔導物語』や『アレスタ』などの佳作で知られる小規模なソフトハウスであった。

同社社長であった仁井谷正充は『ぷよぷよ』の空前の大ヒットを背景に倍々ゲームを超える勢いで経営拡大を繰り広げ、一時は広島を代表するソフトハウスにまで発展したが、1998年3月に和議申請に追い込まれて経営破綻。

結果として、債務圧縮・経営再建の一環として、セガに『ぷよぷよ』シリーズ全体の知的財産権が売却された。

そして、2002年8月末日まではセガからの権利許諾のもと、コンパイルが『ぷよぷよ』シリーズを継続して販売する、という措置がとられた。

しかし、結局コンパイルは経営再建に失敗して解散し、既にセガに移っていた『ぷよぷよ』を除く旧コンパイル作品の権利はアイキに譲渡され、その後2005年11月にD4エンタープライズがアイキから旧コンパイル作品の権利を引き継いで現在に至っている(かつて権利を保有していたアイキは2007年に破産廃止)。そのため、旧コンパイル作品のキャラクターのうち、過去の『ぷよぷよ』シリーズに一度でも登場したキャラクターはセガ、それ以外のキャラクターはD4エンタープライズに権利がある。

この経緯により、『魔導物語』と『ぷよぷよ』は同一の世界観の作品ではあるものの、両方に登場したキャラクターと、『魔導物語』にしか登場していないキャラクターとでは権利者が異なるという複雑な状況になっている。

ぷよぷよの基本的なルール

各作品によってルールの細部は異なる。ここでは基本的なルールのみを記す。一部機種や特定ルールでは下記のルールに変更が加わる場合がある。

・フィールドは基本的に縦12マス×横6マスの格子で構成される。格子の1マスにつき1個のブロック(ぷよぷよ、略してぷよ)を置くことができる。ただし、上方向は、画面外に1マス分だけぷよを置くことができる。

・上からぷよが2つ1組で落下してくる(「組ぷよ」と呼ばれる[注)。ぷよは種類ごとに色が異なり、色は3-5色(通常は4色)ある。プレイヤーはぷよに対して回転、横移動、高速落下のいずれかの操作を行う。

・次に落下するぷよはフィールドの枠外に「NEXTぷよ(ネクストぷよ)」として予告される。配られる組ぷよの配分は麻雀のツモに例えられている。

・落下してきたぷよがフィールドの床やほかのぷよに衝突すると、その位置にぷよが固定される。ただし、組ぷよを横にして置いたりなどして、ぷよに1マス分でも下方向に空白がある場合は、強制的にそのぷよだけ落下する。

・固定されたぷよと同色のぷよが周囲4方向にいる場合、それらは互いにくっつく。

・ぷよが4個以上くっつくと消滅し得点となる。

・ぷよの消滅により上にあったぷよが落下する。このとき再びぷよが4個以上くっつくと消滅し、連鎖が起きる[8]。なお、普通に4つ色を並べて消す行為だけでも1連鎖と考え、消滅した回数(○回)に応じて○連鎖と呼ばれる。複数色を同時に消した場合や同色を別箇所で消した場合でも、1連鎖扱いとなる。

・ぷよを消したときに入る得点は、消したぷよの数に、設定された「連鎖倍率」を掛けることで計算できる。

・左から3列目が一番上まで埋まると「窒息」してゲームオーバー。

なぜ同じ色が4つそろうとぷよぷよが消えるのか?

ゲームの中で当たり前のように同じ色を4つ揃えるとぷよが消えていきますが、そもそもなぜ消えるのか?については公式に設定が存在します。

その内容を紹介します。

”魔導の書、時の章に記されているオワニモの呪文。

時空の狭間へ魔物を消し去る究極の呪文の一つである。

だがこの呪文、この世に生まれてから

ただの一度も使われたことがない、とまで言われている。

難しいからではない。使用価値がないからである。

なぜなら4匹の同じ色の魔物を揃えなければ、どこにもふっ飛ばすことができない難儀な魔法だからだ。

アルルよ! このぷよぷよ地獄で思う存分この呪文を使いまくってくれ!”と、4つ並ぶと時空のはざまに飛ばすことができるようです。

この公式設定から言うとぷよは魔物のようです。

ぷよぷよの始りと、なぜぷよは消えるのか?【そういう魔法でした】

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